美瑛町北東部、横牛の薄暗い山道で小さな群落を発見。
途中にはエゾシカ(たぶんメス)ともご対面。一昨日のエゾユキウサギに引き続き、カメラを用意する間もなく草むらに逃げられた(泣)。昨日、俵真布〜忠別湖〜横牛をドライブしたが、付近のほとんどの農家さんの畑に電気柵が設置されていた。宇莫別や置杵牛地域の畑に設置されていないところをみると、やはりより山麓に近い北東〜東に多く出没するのだろう(追いやっていると言うべきか?)。そのつぶらな瞳の愛くるしさからは想像できないほど、農作物の食害はひどいらしい。電気柵設置などの負担もあるし農家さんからみたら憎くてしかたがないと思う。そういえば先日の仕事中、近くの山から猟銃の銃声が何発か聞こえた。おそらく彼らを狩っていたのだろう。
長野県などではモンキードッグが成果を上げているらしいが、北海道ではどうなんだろう?僕がこの手の考察をするときには必ず、ヒトの生態系の一部としての矛盾にぶちあたり、現代のパラダイムでは究極的にタブーな解決策にしか辿り着けないのだが、それはまた別の機会に。