10月のいきものたち アキアカネ、ベニシジミ、(ヒシクイ?)、クリノキ、ノシメトンボ、ホオジロ、ハシブトガラ、シジュウカラ、セイヨウオオマルハナバチ、ウツボグサ、シオンsp.、アカゲラ、カワラヒワ、エゾリス

アキアカネの連結打水産卵。この時期、農道上の水溜りや圃場脇の水路など、あちこちの止水で産卵行動をしている。ところで、オスとメスはどうやって連結しているのだろう?オスのお尻にフックのようなものがあって、それをメスの後頭部に引っ掛けているのだろうか??あんなに激しい動きで産卵行動をしているのに、絶対に連結が解けない。不思議だ。


 10月のいきものたち。




ベニシジミ

ん〜、シルエット的にヒシクイだろうか?そろそろガン、カモ、ハクチョウたちの渡りがよく見れるようになる時期だ。

熟して地面に落ちたクリの果実。他の地域はわからないのだが、美瑛〜西神楽周辺の農家さんの敷地には、なかなかの大きさの立派なクリノキが散見される。もしかしたら、同じく散見される千両梨の木と同様、道産のコメがまだ美味しくなかった頃の、主要農産物、「桃栗3年」の名残だろうか?と推測してみる。

この栗の木もとても大きく立派な木だ。農家さんの敷地内に生えている。

もったいないから貰っていきたいところだけど、、、。野生のものではないのだから、やめておこう(^^;

ノシメトンボ or コノシメトンボ or リスアカネ。上写真のクリの木の木陰(日陰)に群れていたようなので、ノシメかコノシメかなあ??羽がボロボロ。おそらく産卵を終えたのだろう。

軽トラの荷台にたくさん集まってくるアキアカネ。暖かいからだろうか?

アキアカネ

ホオジロ

ハシブトガラ

シジュウカラ。幹の一部分をしきりに気にしている。シジュウカラが木の幹に留まっているの、はじめて見たかも。

セイヨウオオマルハナバチが訪花していた。ぷっくり太っちょな身体で、せっせと花粉を集めて次の花に「ブイィィ〜〜ン」と羽音をたてて飛んでいく、、、なんと健気で可愛いことか!大好きな昆虫だ(^^)


ウツボグサ

薄紫色の花をつけたキク科草本が、背の高い畦の斜面側に群落形成していた。

キク科は(も)難しい、、、。この手の容姿と言えばヨメナかノコンギクくらいしか僕にはわからない;シオン属(アスター)の何かだとは思うが、、、。

シオン(アスター)sp.

キュウリグサがまだ頑張って咲いている。

アカゲラ(メス)。枝に向かって?身体の動きに合わせてリズミカルに地鳴きしている(^^)どういう理由で鳴いているのだろう?枝の中にいる幼虫などの動きを誘発させ、場所を特定するため?と推測してみる。


カワラヒワ

夕暮れどきのカワラヒワたち。もうすぐ本格的な降雪シーズンになると、春までほとんどの鳥が見れなくなり、寂しくなってしまう。

仕事で、稲架けした稲を降ろす「稲架降ろし」作業をした。コンバインではなく手作業のため、穂がたくさん落ちてしまう、、、。ミレーの「落穂拾い」よろしく、中世では落ちた穂は貧しい人々に残すため拾ってはならないという戒めがあったようだが、これからの時代は「いきものたちのために残しておく」というパラダイムになっていけばいいなあ。人間といきものたちは共に生きているのだから、、、。
乾燥機にかけるより天日干しの稲架がけ米の方が当然旨味が増すみたいだが、コンバインによる収穫の方が落穂は全然少ないし、早いし、効率的なのは間違いない。

エゾリス。なかなかいそうでいないんだよなぁ。もっとじっくり観察できるいい方法はないものか、、、。やっぱり餌台設置しかないかなあ。でも、そういうことはあまりしたくないんだよなあ、これが。