ヤマゲラ、ニュウナイスズメ、フクジュソウ、ミズバショウ、ハルニレ

ヤマゲラ。頭上の赤い模様の有無を確認できず雌雄未判定。


 本日は非常に実りあるフィールドウォッチングだった!なんといっても初見のヤマゲラ!木のてっぺんに留まり、甲高い声でよく鳴いていた。体の大きさと顔や嘴の感じからキツツキの類いなのは推測できたが、最初は誰だかわからず。帰宅後ネットなどで調べてはじめてヤマゲラと判明し、思わず唸り声をあげてしまった(笑)。





ニュウナイスズメ

 そしてこちらも初見のニュウナイスズメ。撮影時は逆光で誰なのか全くわからず、帰宅後に判明。写真を撮るとき、僕は保存形式を常にRAWにしている。で、野鳥なんかを撮った写真素材が逆光で真っ暗な場合は、自宅のMacでガンガンに明るくしてディテールが見えるようにし、種を特定している。僕は基本的に、記録や同定のために生きものを撮っている。美しく撮れたらそれはそれでうれしいのだけど、そんなわけで僕はこのやり方を気に入っているし、(今のところ)満足しているのである。


フクジュソウ


ミズバショウ

 そして、ミズバショウの群生地を発見!だいぶ開花が進んでいるのにもかかわらず、いるのは僕ただ一人、、、。やはり北海道でも、ナチュラリストは絶滅危惧種だ。だけど、そのおかげで、開花ピークの頃でも、この絶景を独り占めできる、、、かも!?



ミズバショウ群生。開花ピークまでもうすこし。


湿地のなかにいるのは気持ちがいい。ミズナラ、ハルニレのほか
シナノキ、ハリギリ、ハンノキもいるだろうか。


北海道にきて僕が大好きになった木、ハルニレの樹皮。
「ハルニレの居る土地は良い土地」そんな感情・感覚が
すっかり僕の心身に定着した。