旭岳・姿見散策路、戒めの紅葉狩り チングルマ、ミネハリイ、エゾノツガザクラ、エゾノマルバシモツケ、キバナシャクナゲ、ガンコウラン、コケモモ、シラタマノキ、ミヤマアキノキリンソウ

旭岳・姿見散策路


 紅葉が見たくて旭岳・姿見散策路へ。ウラジロナナカマドの紅葉はほとんど終わってしまっていたけど、真紅のチングルマ紅葉とミネハリイの黄葉が見事だった!!(^^)フィールドに出るとやっぱりいつも、気がつくと何時間も経ってしまっている。身体と心がうれしくて、とても清々しくなるからだ。ずっとここにいたい!って、いつもいつも思う。、、、そんなわけで帰り際、軽装備だったけど今回はちょっと試しで、姿見散策路の外れにある登山道入口の先を初めて少し進んでみることにした。チングルマの大群落で有名な裾合平方面へ向かうルートだ。


本当にただただ美しい、、、。芸術作品のようだ。
いや違う、芸術が自然を模倣しているのだ。
散策当初から雲行きがあまりよくなかったが、登山道入口から沢をまたぎ歩くこと1kmほど、ここで幸い(、、、というべきだろう。これでもし晴れていたら、「あともうちょっと、もうちょっと、、、」という感じで、軽装備にもかかわらずさらに奥に進んでいたと思う。)にも雨が本降りになってきたので、潔く引き返すことにした。登山道入口の案内板にもあるように、やはりここから先はしっかりとした装備が必要だ。防寒着やゴアは携行しているとはいえ、その程度の装備だけではやっぱり心細い。もしこの装備で2, 3kmほど進んだところで濃霧が発生していたらどうだっただろう?それにここ最近姿見周辺でもヒグマがちょこちょこ出てきているようだし、人気のないエリアへ進入するのなら、一人で熊と対峙したときをはじめ、天候変化などあらゆるシチュエーションへの予測と備えも万全でなければならない。単独行ならなおさらだ。改めて、「警告の雨」を降らせてくれたお天道様に感謝。m(_ _)m



 そんな警告を素直に聞いたことにお天道様がご褒美をくれたのだろうか、帰りにクルマで忠別湖脇を通っていたところ、なんとヒグマに初遭遇!!!ちょうど道路を横断中で、体長1.4mはあった!!!向こうもすぐクルマにビックリしてすぐ林に逃げ込んだけど、、、やっぱり人里離れれば、山の方は普通にクマさんいるわ〜(^^;;)。今回は車だったから全然平気だったけど、もしあの試しに進んだ裾合平への途中で鉢合わせしていたら、、、、、、。というわけで、今回はちょっと戒めにもなった紅葉狩り・自然観察だった。でも、もう姿見周辺の散策や十勝岳の往復くらいでは物足りなくなってしまっている自分がいる、、、。来年からは登山装備、本格的に揃えていこう!!





姿見石室(避難小屋)




何かの蝶の幼虫か?この辺なら
かなり種が限定されてくるはずだが、、、

わからない。潅木のようだけど、、、
姿見駅前の池の畔

エゾノツガザクラ実

エゾノツガザクラ実

エゾノマルバシモツケ

エゾノマルバシモツケ
こいつも紅葉が綺麗だ

たぶん、、、キバナシャクナゲかな

(多分)キバナシャクナゲの実

ガンコウラン

クモsp

コケモモ

コケモモ

シラタマノキ

シラタマノキ

チングルマ。大好き(^^)

チングルマ。風に靡く綿毛

チングルマの実。名前の通り稚児車につけられた風車のようだ。

チングルマの葉。紅葉が本当に美しい

チングルマ

チングルマのまばらな赤や、ハイマツの緑や
たくさんの鮮やかな秋色たち

ミネハリイの黄葉の大草原も本当に美しい

ミヤマアキノキリンソウ

ミヤマアキノキリンソウ

7月23日 ⇩と比較
9月20日