やっぱり僕は、アメリカ人になりたい




最高にかっこいい。最高にしびれる。
僕が青年の頃から憧れる国、アメリカ。その僕の思い描く憧れのアメリカにふさわしい大統領が、分断や差別、憎悪を撒き散らした暗黒の4年間のトランプ政権から取って代わろうとしている。


やっぱり、僕は、なんだかんだいっても、アメリカに最高に憧れているんだ。それを今回の大統領選挙とその結果で改めてはっきりわかった。その思いは、おそらくアメリカの広大な土地に似ているであろう北海道に移住してから、静かに膨らみ続けていた。なぜなら、それはまだ踏んだことのないアメリカの地やアメリカでの生活を、具体的にイメージ、いわば疑似体験し続けられたからなんだと思う。

僕は、高校時代のとある授業で、「僕は日本が嫌いだ」という作文を発表したことがある。おそらく、その頃から僕の気持ちは基本的に何も変わっていない。「あなたは本当になりたいものをすでによく知っているのだ。」スティーブ・ジョブズの言っていた事は本当なんだ。僕は高校生の頃から、いや、もっと子どもの頃からそれを知っていた。そして今、僕はそのひとつをすでに叶えている。

子どもの頃からいつも思っていた。今でもいつも思っている。日本というこの国の窮屈さ、卑屈さ、主体性の無さ、そしてこの国の社会に暗黙の了解に漂っている「同調圧力」がとても嫌いだ。アメリカの底抜けの明るさ、奔放さ、自由さが心の底から羨ましい。心の底から憧れる。そして、僕は根無し草。この日本に、いや、多分世界のどこにも、「魂のレベルで」僕が根を下ろしたい土地、、、いや、「根を下ろせる」土地は無い。だから、北海道に移住してほぼ丸6年が経ち、昨年から念願のスローライフ生活を叶えた今、僕は新しい夢を持とうと思う。本当になりたかったもののひとつを叶えた今の僕が、次に進むべくして進む自然なステップ、新たに生まれた正統な夢を。

そして、これは夢だ。目標ではない。僕の今後の人生に新たに追加する、僕の人生をもっと豊かに、楽しむための希望だ。そして、願わくば、、、僕の来世のための、僕の魂を導くための、道標づくりだ。




そう。やっぱり僕は、アメリカ人になりたい。
今の僕なら、今の僕だからこそ、はっきりわかる。
本当はずっと、子どもの頃から、心の底で想い続けていたんだ。
僕は本当はアメリカ人になりたいんだって。

やっぱり僕は、United States of Americaの、自由の国の国民になりたい。僕はこれからそれを「夢」として目指していこうと思う。そのための試みや思索はすでに始めているし、来年からさらにそれを推し進めたいと思う。すべては僕の人生の自然な流れだ。僕はこの北海道での暮らし、人生を本当に楽しんでいる。だからこそこれは、僕の人生に新しく生まれた道であり、新しく生まれた希望だ。

僕はアメリカ人になりたい。僕はこれから、それを夢として目指していく。

人生は素晴らしい。自分の本当の気持ちを信じ、そしてそれを信じる勇気を持ち続ければ、人生は本当に素晴らしくなる。僕は、北海道に移住して、本当にそれがわかった。そして、本当にそれを叶えることができた。そして、もっと叶えていこうと思う。それが、僕の人生、僕の本当の人生だ。

お父さん、お母さん。人生は素晴らしいよ。
なんだかんだいっても、人生は最高だよ。
産んでくれてありがとう。