北海道移住、3年目の春到来。




 雪解けの大地から芽吹いたフキノトウ。空高く舞いながら縄張り宣言をするヒバリの鳴き声(揚げ雲雀)。越冬地から北に帰っていく、渡り鳥たちのV字編隊。それらが、僕が北海道に移住してからの年月をカウントするサインだ。北海道の厳しい冬を越えたということもあるし、いい歳になってきたせいもあると思う。歳を重ねるごとに、春の到来が格別にうれしく感じられるようになってきた。


 北海道に移住して丸2年が経った。「まだ丸2年しか経ってないんかぁ、、、。」それが率直な感覚だ。なんだかもう5・6年は過ぎたような気がしてならない。この2年間があまりにも濃密で、あっという間だったからなのだろうか、、、?確かにこの2年、ぼんやりと過ごす日なんてほとんどなかったからなぁ、、、。昨年の道東での「確認の旅」を経て、美瑛でやっていくと決めた。「やっぱり、ここでいいんだ。」って、ちゃんと思えるようになった。やっと心が落ち着いた。僕の目指すスローライフはまだ先だけど、これからはもうちょっと、肩の力を抜いて、のんびり、ゆっくり、歩いていこう。多分、きっと、それでいいのさ。



もうすっかり雪解けした美瑛。今年もまた、
農家さんの忙しい日々がはじまる。


ケンとメリーの木は、なんだか本当に絵になる木だなあ。


ハルニレの芽吹きはまだ。雪解けして、やっと河川敷を
ウォーキングできる!!(^^)




スズメ。春が来てやっと元気な鳴き声が聞こえてくるようになった。
彼らの声で朝目覚める。やっぱりそれが、なによりうれしい。

町はずれのダム。あいにく今日は、北帰行途中の鳥たちはいなかった。

美瑛川の流れ。雪解け水で平常時より流れが早く、流量も多く、
そして濁っている。



みどり橋の上から。このままいけば将来できるであろう
中洲の形がはっきりわかる。

ヤナギたちはいち早く芽吹きはじめている。

根開き。こんな時代になっても、どうしてできるのか
まだよくわかっていないらしい。
自然は不思議がいっぱい、センス・オブ・ワンダーだ!!